2014年12月14日日曜日

普通のひとびと

ここ最近、普通のひとびとと話をしたことなどないような気もする。

普通のひとびとというのは特徴がない平均的な何かではなくて、
むしろごろごろとした砂利道のようなもので、
そして、そのひとつひとつの裏側などはうかがい知れないようになっている。

普通でない人というのは沢山いる。
制服を着て働いている人を筆頭に、小学生、主婦など。
そのようにまとめられるのは不当だと言われても、
それらは共通の強力な属性を持っており、普通の人とは言い難い。
もっともそれは彼らの問題とは言えず、そのようにして接するがゆえなのだが。

普通でない人はポリティクスをする。
なぜなら裏側の構造まで既知のものとなっている(ことになっている)から。

光に照らそうとするのが近代であった。
それは資本主義だろうが、共産主義だろうが変わらない。
その試みを驕りと呼ばないが、全体にそのような方向性には飽きている。